期待していないからこそ都知事選へ行く
今日は東京都知事選。雪が残る中投票に行ってきました。
恥ずかしながら私が選挙に行くようになったのは、二十歳をずーーっと過ぎてから。それまではよくテレビで見かける若者インタビューにあるように
「誰がなっても変わらないし〜よくわかんないし〜」
と、大事な日曜日に選挙に行くことが無意味だと思っていました。
今でも、私の一票が都政を、日本を変えるなどとは思っていません。しかし、あるときから
選挙に参加して期待していないことを伝えよう。
と考えるようになりました。
選挙に行くようになってからニュースの見方も変わりました。選挙演説も聞くし、ネットで各候補者のことを調べるようになりました。年配者と子供を持つ人に向けたメッセージが多い。これでは該当しない人たち、国が選挙に来て欲しいと言っている『若者』には選挙は他人事と思っても仕方がない。
今が大変なんだもん。未来のことなんて考えられないよ。それに、どうせ自分たちが高齢者になる頃には今当選した人は誰もいないんでしょ?
でもね、選挙に行かないっていうことは積極的に選挙に参加する高齢者の方が支持する人が受かって、それが民意となり若者の考えなんて聞く人が少なくなっちゃう。そんなの悪循環じゃない。どうせ期待していないなら、期待してないって意思表示をしようよ。絶対受からないだろうけど一つでも政策に共感できる人に入れるとか、若い人に入れるとか、白紙で出すとか。
今が変わらなければ未来も変わらない。
若者が日本を支えたいと思える世の中になりますように。